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型枠の在来工法の安全基準や工期を徹底解説!

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型枠の在来工法の安全基準や工期を徹底解説!

型枠の在来工法の安全基準や工期を徹底解説!

2025/07/18

型枠の在来工法でコストと工期を正確に把握したい、そう感じたことはありませんか?

 

「型枠はどの工法が一番効率的なのか」「パイプ締めやデッキ工法との違いは?」「施工後のコンクリート品質は変わるのか」など、設計から施工までの全体像が見えず、不安に思う方は少なくありません。工法ごとの単価相場や作業効率の違いが、予算や工程管理に与える影響は決して小さくありません。

 

この記事を読み終える頃には、工事における型枠工法の最適解が明確になるでしょう。
放置すれば予算超過や納期遅延のリスクも高まります。今すぐ確認してみてください。

 

建築の土台をつくる型枠工事の仲間を募集 - 株式会社安里工務店

株式会社安里工務店は、建築の基礎を支える型枠工事を専門とする施工会社です。型枠とは、コンクリートを流し込むための仮の“枠”であり、建物の強度や仕上がりを左右する重要な工程です。高い技術力とチームワークで、正確かつ安全な施工を提供しています。未経験の方でも一から丁寧に指導し、経験を積みながら安定した収入を目指せる環境を整えています。自社工場での資材加工や、環境に配慮した樹脂型枠の導入など、効率と品質を追求する体制も万全です。正社員、一人親方、下請け企業様まで、幅広く仲間を募集しております。

株式会社安里工務店
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住所〒904-0103沖縄県中頭郡北谷町桑江646−3 玉那覇アパート 203
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目次

    型枠の在来工法とは?基本構造と用語を初心者にもわかりやすく解説

    在来工法と型枠工事の関係性とは?

     

    在来工法とは、日本の伝統的な建築技術であり、木造住宅において柱・梁・筋交いを軸組として構成する構造方式を指します。この工法は壁や床の構造に自由度が高く、間取りや外観の設計に柔軟性を持たせやすいという特徴があります。

     

    一方、型枠とはコンクリートを流し込むための仮設構造物で、建物の基礎や壁、柱などを成形するために使用されます。木製・鋼製・樹脂製などの素材があり、コンクリートが硬化するまでの間、形状を維持する役割を果たします。

     

    在来工法の建物においても、基礎部分や玄関土間などにはコンクリートが使用されます。そのため、型枠工事は在来工法においても欠かせない工程であり、鉄筋コンクリート造と同様に施工精度や構造耐久性に大きく関わってきます。

     

    とくに木造在来工法では、「ベタ基礎」や「布基礎」といった基礎工法に型枠が利用されます。ベタ基礎の場合は、広い水平面と立ち上がり部分に型枠を設置し、耐震性を高めるための一体化構造を実現します。型枠の精度は、水平の正確さやコンクリートのかぶり厚さに直結し、建物全体の安全性や耐久性を左右します。

     

    RC造など構造全体がコンクリート主体で型枠による成型が中心となる工法に比べると、在来工法における型枠の役割は一部に限定される傾向がありますが、それでも現場では型枠の重要性が年々高まっています。玄関ポーチや塀、外構などさまざまな場面で活躍しており、施工者には高度な技術と構造理解が求められています。

     

    このように、在来工法と型枠工事は密接に関係しており、双方の知識と技術を組み合わせることで、安全で高性能な住宅づくりが可能になります。

     

    型枠工法の種類一覧「在来・パネル・ノンセパ・ラス型枠まで解説」

     

    型枠工法にはさまざまな種類が存在しており、それぞれ施工性・コスト・精度・環境対応などに異なる特性を持っています。在来工法と組み合わせることを前提に、代表的な工法について詳しくご紹介します。

     

    以下に、主要な型枠工法を比較できるようにまとめました。

     

    型枠工法の名称 主な材料 特徴 使用例
    在来型枠工法 木製(コンパネ等) 加工がしやすく、現場での自由度が高い 住宅の基礎・小規模な構造物
    パネル型枠工法 鋼製・アルミ・合板 再利用可能で精度が高く、施工効率にも優れている 中高層のRC造・商業施設など
    ノンセパ工法 一体構造材 支柱(セパレーター)が不要で、作業の省力化が可能 狭小地や仕上がりを重視する壁面など
    ラス型枠工法 金網(ラス網) 型枠兼仕上げ材。軽量で通気性があり、耐火性にも優れる 擁壁・地下構造・寒冷地の外壁など
    捨て型枠(埋設型枠) 発泡材・金属・合板 脱型の必要がなく、施工手間を省ける 土間・擁壁・デッキプレート下部構造など

     

    パネル型枠は「システム型枠」とも呼ばれ、工場で製造された規格部材を現場で組み立てる方式です。施工の品質を安定させ、工期を短縮するうえで効果的ですが、複雑な形状への対応が難しいため、自由度が求められる住宅現場では在来型枠が選ばれることも多くあります。

     

    ノンセパ工法は、型枠内部にセパレーターを通さない構造を実現でき、美観を重視する壁面や隣地と隣接する施工に適しています。また、仕上がりの美しさを重視する設計にもマッチし、在来型枠との併用例も増加傾向にあります。

     

    ラス型枠は、モルタルなどの左官仕上げと型枠の機能を兼ね備えた金網型枠で、耐火性や断熱性にも優れており、地下室や音環境を重視する構造に多く使われています。

     

    捨て型枠は、打設後に取り外さずに構造物の一部となるもので、省人化や工期短縮、廃材の削減という面でも注目されています。スタイロフォームやフラットデッキなどの素材がよく用いられ、特に高所や狭所での施工に効果を発揮します。

     

    このように、型枠工法は現場条件や設計意図に応じて選定されるべきであり、施工者はそれぞれの特徴を十分理解して最適な方法を選ぶ必要があります。

     

    在来工法の現場で使われる型枠の施工手順と支保工設置の基準

    型枠支保工の安全基準と規制

     

    型枠支保工とは、コンクリート打設時に型枠を支えるために必要な仮設構造物です。特に在来工法では、スラブや梁などの型枠を一定期間、安定的に支える必要があり、そのための支保工の設置は極めて重要な作業工程です。また、安全性と構造安定を確保するための具体的な基準が示されています。

     

    まず、高さが4.5メートル以上の型枠支保工については、組立・解体に関して「作業主任者」の選任が義務付けられています。これは墜落・崩壊事故を防ぐために必須の措置であり、未経験者による設置作業は禁止されています。また、支柱間隔、根がらみ・火打材の設置、レベル調整などの技術的基準も厳格に規定されています。

     

    下表は、支保工における主な設置基準の一部を整理したものです。

     

    項目 内容の概要
    支柱の間隔 標準は900mm~1200mm(梁・スラブ荷重に応じて調整)
    根がらみ設置 水平剛性確保のため、上下2段以上が原則
    火打材の設置 水平力対策として、交差方向に45度角で固定
    底部支持面 敷板、ジャッキベースを設置し、地耐力に応じて調整
    上部固定 クランプまたは締結具で梁型枠に連結

     

    また、仮設構造であるがゆえに、構造計算書や施工計画書で支保工の耐荷力を数値的に明示し、現場ごとに最適な設計が求められます。支保工の転倒事故や荷重オーバーによる崩壊事故の大半は、レベルの不揃いや荷重分散の不足が原因です。そのため、施工開始前には必ず支保工計画図を作成し、構造設計者と現場監督が協議のうえで設置内容を確認する体制が不可欠です。

     

    支保工の安全を確保するには、以下のような実務的チェック項目も徹底する必要があります。

     

    • 材料の損傷や曲がりの有無を確認(特にアルミ支柱)
    • 支柱が垂直になっているか水準器でチェック
    • 支柱脚元に水平な設置面と敷板があるか
    • 上部のジャッキ締め付けが適正か(型枠の沈下防止)
    • 作業中の風圧荷重や振動を想定し、水平補強があるか

     

    ガイドラインに基づいた計画的設置と、現場での綿密な確認作業がなければ、安全なコンクリート工事は実現できません。在来工法においては、支保工の適切な設置こそが品質・安全・工期の三要素を支える土台となります。

     

    型枠パイプ締めやノンセパ工法での省力化構造の実例

     

    現代の建築現場では、型枠工事の省力化や効率向上が急務となっており、従来の在来工法に加え、さまざまな新工法や機材の導入が進んでいます。
    その中でも代表的なのが、「パイプ締め工法」や「ノンセパ工法(ノンセパレータ工法)」です。これらの技術は、型枠の組立時間を短縮しつつ、安全性・施工精度の向上にも寄与しています。

     

    まず、パイプ締め工法とは、鋼管(スチールパイプ)を用いてコンクリート型枠を内外から固定する工法です。従来の丸セパレータや番線を使った方法に比べ、剛性が高く安定感があるため、施工精度が大幅に向上します。特に梁や壁の型枠施工では、パイプを用いることで膨れや歪みを抑制できるため、寸法精度が求められる構造体には非常に有効です。

     

    以下は、一般的なパイプ締め工法と従来工法の比較を整理した表です。

     

    項目 パイプ締め工法 従来の丸セパ工法
    締め具材 鋼管パイプ+専用クランプ 番線+丸セパレータ
    剛性 高い 中程度
    型枠精度 良好(歪みにくい) ややばらつきあり
    作業時間 短縮可能(反復使用が容易) 手間がかかる
    コストパフォーマンス 長期的には高い(再利用可能) 一度限りの材料が多い

     

    次に、「ノンセパ工法」とは、セパレータ(金属部材)を一切使わずに、片面または両面型枠を内部から締める省力化技術です。
    これにより、施工後のセパ穴処理が不要となり、美観性や防水性の向上にもつながります。特に外観コンクリートや化粧打ち放し仕上げでは、ノンセパ工法の採用が増加しています。

     

    ノンセパ工法のポイントは以下の通りです。

     

    • セパレータを使用しないため、打設面に穴跡が残らない
    • 内部で支えるため、構造的にコンパクトな設計が可能
    • 作業時間と仕上げ工程(パテ埋めや穴処理)を大幅に削減
    • 初期費用はやや高めだが、トータルコストでは優位

     

    ノンセパ構造に対応したラス型枠やアルミ型枠を組み合わせることで、より一層の省力化と軽量化が可能となります。軽量パネルと一体化したノンセパ工法は、都市部の高層現場や改修工事など、作業空間が制限される環境において高い施工性を発揮します。

     

    加えて、現場の省力化構造をさらに高める技術として、「捨て型枠デッキプレート」の併用、「型枠脱型強度の早期化」などもあり、いずれも打設から脱型までのリードタイムを短縮し、施工スケジュールの圧縮に貢献しています。

     

    このように、パイプ締め工法とノンセパ工法は、単なる材料や道具の違いではなく、「構造・工程・コスト・安全性・仕上がり」という多面的な価値をもたらす技術革新です。現場での適切な選定と導入により、在来工法の施工効率と品質を大きく引き上げることができます。

     

    型枠在来工法とデッキ工法・合成スラブ工法の違いを比較

    在来スラブと合成スラブの構造比較「たわみ・厚み・強度の違い」

     

    在来スラブと合成スラブは、構造や施工性、コスト面で大きく異なります。特に注目すべきは、たわみ・厚み・構造強度といった要素であり、それぞれのスラブが持つ特性を理解することは、施工現場における工法選定に直結します。

     

    在来スラブは、従来の木製型枠と支保工を用いて現場で一体打設を行う工法です。スラブ厚は最低80mmが一般的で、梁間比や設計荷重によって変動します。厚みに応じたたわみ制御が求められ、支保工やパイプ締めが重要な役割を果たします。

     

    一方で、合成スラブは鉄骨の上に鋼製のデッキプレートを敷設し、その上にコンクリートを打設する構造です。デッキ自体が型枠の役割を果たすため、在来工法と比べて省力化と工期短縮に優れています。施工時のたわみ量はデッキの断面剛性によって管理され、スラブの最終厚はデッキのリブ高+仕上げコンクリートで構成されます。

     

    以下に、両工法の構造比較を整理します。

     

    比較項目 在来スラブ 合成スラブ
    施工方法 現場打ち・型枠+支保工 鋼製デッキ+コンクリート一体打設
    スラブ厚 80mm以上(条件あり) デッキ+仕上げ厚(60〜100mm)
    たわみ制御 支保工・梁で支持 デッキの剛性で支持
    強度 配筋自由、設計対応幅広 軽量・一体構造で耐荷重高い
    工期 型枠施工+脱型で長期化 敷設即打設で短縮可能
    主な用途 一般住宅・小規模建築 高層ビル・物流施設・商業施設

     

    このように、在来スラブは柔軟性と自由な設計に強みがあり、住宅や中低層建築に適しています。一方、合成スラブは施工性と構造性能に優れ、大規模施設や短工期を求められる現場に採用される傾向があります。どちらを選定するかは、設計荷重、工期、コスト、建物用途などの条件を総合的に評価して判断する必要があります。

     

    施工スピード・コスト・メンテナンス性で見る工法別評価表

     

    在来工法・合成スラブ・デッキ併用工法を選定する際、施工スピードや初期・長期コスト、維持管理のしやすさといった実務面での比較が極めて重要です。以下の表では、主要な評価指標を整理し、工法ごとの長所と短所を明確に示しています。

     

    項目 在来スラブ 合成スラブ(デッキ併用) 高性能合成スラブ(例:ハイパーデッキ)
    工期 中程度〜長め 短縮可能(約20〜30%減) 超短期化(最大50%短縮報告あり)
    材料コスト 安価(木型枠) デッキ材で初期費用増 高額だが全体コスト削減効果あり
    作業人員 多め(組立・脱型) 少人数化可能 重機対応・施工班1〜2組で対応可能
    廃材・環境負荷 多め 少なめ リサイクル材使用で環境配慮強化
    維持管理のしやすさ 一般的 点検性良好 耐火・遮音・メンテ対応製品あり

     

    特に注目すべき点は、合成スラブが工期短縮と人員削減によって、トータル施工費を大きく抑制できる点です。初期材料費は在来より高めですが、脱型作業の不要化や廃材処理費の削減、さらには高耐久性による維持コストの低減といった中長期的なメリットが顕著です。

     

    また、高性能型のデッキプレートでは、1㎡あたりの荷重支持性能を約30%以上向上させた事例もあり、物流倉庫やデータセンターといった高荷重対応が求められる建築物での採用が進んでいます。

     

    総合的に見ると、住宅や小規模用途では在来工法の柔軟性が重視され、大規模建築や工期制約がある現場では合成スラブの採用が加速しているのが現状です。費用対効果の観点からも、構造性能と現場ニーズに合致する工法選定が不可欠です。

     

    まとめ

    型枠の在来工法は、コンクリート構造物の基礎を支える重要な技術であり、現場ごとに異なる施工条件に柔軟に対応できる点が最大の強みです。特に住宅や中層マンション、商業施設などでは、現場ごとの制約や工期、予算に応じた選定が求められます。

     

    「どの型枠工法が自社の現場に合うのか」「コストと品質、どちらを優先すべきか」と迷われている方にとって、本記事でご紹介した内容が判断材料となるはずです。型枠工事の選定を誤れば、工程遅延や予算超過など、数十万円以上の損失に繋がる恐れもあります。ぜひ、工法の選定に際しては構造、コスト、工期、耐久性をバランスよく比較し、現場条件に最適な選択を行ってください。

     

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    よくある質問

    Q. 型枠在来工法と合成スラブ工法では、工期にどれほどの差が出ますか?
    A. 型枠在来工法では、住宅規模の工事で約20日から30日、中層マンションで約45日から60日が目安です。一方、合成スラブ工法は施工の一体化が進んでいるため、同規模の現場で約15%から20%ほど工期を短縮できる場合があります。ただし、現場の条件や施工体制により異なるため、正確な見積もりは施工会社による現場調査が必要です。

     

    Q. 住宅用の型枠在来工法は防音性や美観に優れていますか?
    A. 在来工法で用いられる型枠の仕上がりは、使用する材料や施工精度により異なります。化粧型枠やコンクリートかぶり厚の適切な管理を行えば、表面仕上がりは非常に滑らかになり、美観も確保されます。さらに、型枠素材の密着性や施工時の断熱処理によって防音性も向上するため、実際の施主からも「生活音が気にならなくなった」「見た目がきれい」といった高評価が多く寄せられています。

     

    会社概要

    会社名・・・株式会社安里工務店
    所在地・・・〒904-0103 沖縄県中頭郡北谷町桑江646−3 玉那覇アパート 203
    電話番号・・・098-921-7860

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